「糖質制限ダイエット」ではなく「糖質をなるべく摂ってもダイエットが進む状態」が理想

こんにちは!MONREVEパーソナルトレーナーの樋口です。

タイトルにもありますが、ダイエットや体型を変えたい!という時に、それをストレスなく、かつ効率的に進めていく上では「糖質」との付き合い方が非常に大切になってきます。

ダイエットをする上で「糖質をいかに抑えてダイエットをするか」という考えの人が多い印象がありますが、モンレーブでは「糖質をなるべく摂取しながらダイエットを進める」という方法をオススメしています。

その方が圧倒的に楽です。しかも、健康を害しにくく、リバウンドもしづらい。

糖質を抑えながら、それでも無理やり頑張って動くようなダイエットは、ガス欠寸前なのにガソリンスタンドで給油をせず、無視して走り続けるようなものです。

みなさんは、どちらでダイエットを進めたいでしょうか?

もし、「糖質をなるべく摂る方が良い!」と思っていただけたのなら、以下の記事がお役に立てるかもしれません。

では、その糖質をなるべく摂ってダイエットを進める上では、何が大切なのでしょうか?

それは「摂った糖質がエネルギーとしてしっかり使われているか?」という観点です。

そして、その「しっかりと使われているか?」どうかの鍵を握っている栄養素が2つあります。

それが、ビタミンB1マグネシウムです。

ビタミンB1とマグネシウムとATP


そもそも、私たちはなんのために食事を行っているのでしょうか??



お腹が空くから、美味しいから、友達や家族と食事という時間を楽しむため?
どれも正解だと思います。

しかし、「ヒト」という生物な観点から見たときには「ATP」を作るためと言えます。

「ATP」とは、全ての生物が生きるために必要なエネルギーのようなものです。

上記の「エネルギーとしてしっかりと使われているか」というのは、糖質から「ATP」を作り出せているかどうかということでもあります。



そして、今回のテーマの摂取した糖質からATPを作るためには、ビタミンB1とマグネシウムが必要というわけです。

糖がエネルギー化されるまでには解糖系という代謝の経路があります。



糖(グルコース)がATPを作り出す場所である、ミトコンドリアの中に入るまでの道のりようなものです。



その道のりでは、糖が様々な形に変換されていくのですが、その最中にマグネシウムが使われる過程が4回ビタミンB1が1回あります。



これが、糖をエネルギーとしてしっかりと使うためには「ビタミンB1」と「マグネシウム」が必要と言われる理由です。

マグネシウムとビタミンB1不足に陥ると、摂取した糖からATPがうまく作れなくなってしまうため、体の不調を引き起こす要因になりかねません。

そのため、ビタミンB1とマグネシウムもしっかりと不足が起こらないような食事をすることが大切です。

「ビタミンB1とマグネシウムが豊富な食品一覧」

ビタミンB1が豊富な食品
・豚肉
・うなぎ
・大豆
・鮭
・未精製穀物
・カシューナッツ


マグネシウムが豊富な食品
・海藻類
・ナッツ類
・大豆
・バナナ
・未精製穀物
・にがり、自然塩


これらの食材たちを何かしら取り入れることによって、ビタミンB1、マグネシウム不足に陥ることを免れる可能性が上がります。

そうなるとやはり、和食の形は強いです
お味噌汁にアオサやワカメなんか入れば最高です。



しかし、普段の生活によっては、これらをしっかり摂ってたとしても不足に陥ってしまう可能性があります。



例えば、お酒を大量に飲みすぎると、アルコールの代謝にビタミンB群がたくさん無駄遣いされてしまい、他の糖代謝などに不足が引き起こる可能性があります。

マグネシウムについては、そもそも吸収率が非常に悪いためそもそも不足しがちな栄養素です。

それに加えて糖質ばかりの食事や、ストレスの多い生活を送っているとこれまたマグネシウムの無駄遣いの原因となるということも知っておくと良いでしょう。


今回は以上となります。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

<参考>

・AZCARE 栄養コンサルティング Lesson 09-Chapter 09

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