巻き肩改善の取り組みを水の泡にしないための重要な考え方

こんにちは!
大倉山と鴨居の完全個室パーソナルジムMONREVE(モンレーブ)の樋口です(^^)

「姿勢が悪くて治したい」というお客様は非常に多い印象ですが、その中で「特にどこが気になりますか?」と具体的にお聞きすると「巻き肩」はトップ3を争うくらいに挙げられます。

今回は、そんな巻き肩の改善につながる考え方の一つをご紹介します。

これを読んでいただければ、よくある↓の画像のような「The 巻き肩改善エクササイズ」が、もしかすると徒労に終わるということが分かるかと思います。

巻き肩の理解を深める「オブリゲートトランスレーション」という概念

では、まず巻き肩を理解するために、そもそも巻き肩はどのようなことが起きているのか、一緒にゆっくり考えていきましょう。

いろんな定義づけができると思いますが、一般的には「腕の骨の付け根にある球状の部分(以下、上腕骨頭)が、肩甲骨に対して前にずれている現象」という状態を巻き肩と呼ぶことが多いです。

巻き肩になる要素として、背骨だったり、肋骨だったり、腰だったり、肩甲骨だったりと広い視点でみると、巻き肩になる理由はたくさんあり、根本改善のためには全身に対して包括的な取り組みが必要なのですが、今回はあくまで局所的なことを書いております。

話を戻して、先ほど定義づけた「巻き肩」について、これは、「オブリゲートトランスレーション」という考え方に即してみると理解できるかと思います。

オブリゲートトランスレーションとは、球関節の骨頭が正常な位置からずれてしまう現象のことです。

今まで書いてきた巻き肩というのは、肩甲骨に対して、上腕骨頭が前の方にずれている状態と言えます。

そして、ここが今回のポイントですが、そのずれはどのような時に起きるかというと、「ずれている方の反対側が硬い時」です。

つまり、巻き肩で考えると、上腕骨頭が前にずれているということは、上腕骨頭の後ろ側にある筋肉だったり、他の何らかが硬いということです。

イメージとしては、ブドウの皮を2本の指でつまんで剥くと、反対側に飛び出しますよね。

ブドウの中の実を、自分の上腕骨頭だとイメージして想像していただけるとわかるかもしれません。

記事の最初に載せていた↓の画像のエクササイズは何をしてるのかというと、肩の後ろ側にあるインナーマッスルを鍛えています。

よくよく考えると、そもそも後ろ側が硬くなっているから巻き肩を作っているのに、「インナーマッスル=鍛えた方が良い」という固定観念などから、さらに後ろ側を鍛えてパツパツに硬くすると、前へのズレを助長しかねません。

そのため、巻き肩が気になる方は、肩の後ろ側の筋肉などが硬くなっていないか確認して、もし硬ければ鍛える前に柔らかくすることが大切です。

肩の後ろ側が硬くなっていないかを評価する方法はいくつかありますが、ポイントは「肩の内巻きが正しくできるか?」です。

鋭い方は「え?どういうこと?正しい内巻きができるか?私、内巻きなのに?」となったかもしれません。

この矛盾っぽいことの解消こそが、巻き肩改善のためにはとても大切です。

気になる方は、お気軽にご相談ください!

モンレーブでは初回体験レッスンにて、お客様のお身体の状態と目的に合わせて、課題となる部位や動きを改善するためのエクササイズと、一人一人に合わせた栄養のアドバイス、食事プランをご提案しております。

体験のみのご利用も大歓迎ですので、身体を変えたいけど何をしたらいいかわからない方や、現在の取り組みに不安のある方は、ぜひお気軽に下記の予約サイトからご予約ください。

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