食べ物には困っていないけど、栄養バランスには困っている現代

こんにちは。
MONREVE(モンレーブ)パーソナルトレーナーの樋口です。

モノや情報など、色々と何かが過剰である現代は「引き算」がよく推奨されています。

「メイクは色々付け足すのではなく、引き算メイクでしょ!」

「断捨離をして、ミニマリストになろう!」

「情報が多すぎる現代では、情報をうまく捨てることが大事です!」

などなど・・・

こんな感じで、様々なところで「引き算」が推し進められているわけですが、その中の一つとして、食生活も引き算するべき習慣の一つとして、メディア、ネットなどでも目にすることがあります。

今回は、そんな食生活について、一緒に考えていけたらと思います。

現代の食生活の偏り

そもそも、なぜ食生活でも「引き算」なのでしょうか??

それは、今の日本のような食べ物で困らない時代では「何を食べないか?少しだけ控えるか?」を考えてみて、実践しないと、「とある栄養素は過剰で、とある栄養素が不足する」というパターンに陥る可能性が高いと考えられるからです。

なぜ、そのパターンに陥るか?というのは、現代の日本の食の現状を知れば、自ずとご理解いただけると思います。

まず、現代の日本は「食の欧米化」がとても進んでおります。

欧米化が悪いと言いたいわけではありませんが(ハンバーガー美味しい)、それによって調理・加工されすぎた食事が多くなり、私たちが摂る栄養素に、偏りが出やすくなってきております。

上述した食の欧米化による過剰となりやすい栄養素と不足しやすい栄養素は、下記のものが挙げられます。

<過剰>
・リノール酸の過剰
・精製糖摂取の過剰

<不足>
・食物繊維の不足
・ビタミン、ミネラル不足
・タンパク質不足

1960年あたりから、「サラダ油」の推進が始まり、ファストフード店、コンビニ、外食産業が栄えだしました。

リノール酸とは、サラダ油に多く含まれ、細胞に炎症を起こすタイプの油になります。
「オメガ6」と聞くと、ピンと来る方がいるかもしれません。

オメガ6も人体にとって必要な「必須脂肪酸」ではありますが、過剰摂取になると下記のような流れで問題になるわけです。

オメガ6の過剰摂取により、身体に炎症反応が起こると、その炎症を鎮めるために交感神経が優位になる。

交感神経が優位になれば、身体は緊張モードになる。

交感神経が優位になれば、消化吸収能力が落ちてしまい、栄養吸収も阻害される。
また、炎症を鎮めるための過程で亜鉛、マグネシウム、ビタミンB群などのビタミン、ミネラルが無駄遣いされる。

結果的にリノール酸の過剰摂取によって、ビタミンやミネラルの不足を引き起こす。というわけです。

また、「過剰な精製糖摂取」についても抑えておきましょう。

忙しい現代では、コンビニで買ったランチが、いつの間にか「糖質の食べ合わせ」が多くなりがちなので、一度、自分の普段のランチを見直してみると良いかもしれません。


・カフェオレと菓子パン
・カップラーメンとおにぎり
・サンドイッチとチョコレート

こんな組み合わせでランチを構成する方も多いのではないでしょうか??

美味しいんですけどね、カフェラテと菓子パン。笑

こういったランチで問題になるのが、食物繊維、ビタミンミネラル、タンパク質が不足してしまうことです。

これでは、血糖のコントロールがうまくいかず、お昼休憩後の仕事で眠たくなってしまうのも、無理はありません。

糖質は、人間にとって最重要エネルギー源になりますので、ダイエットでも必ず摂取するべきですが、とりすぎや、その質に目を向けることが大切になってきます。

タイトルにもあるように、私たちは「食べ物には困っていないけど、栄養バランスには困っている」場合が多々あります。

そして、ダイエットはもちろん、日常生活や仕事などでのちょっとした不調や疲労は栄養バランスを改善することで良くなる可能性は大いにあります。

もし、忙しい現代を駆け抜ける中で何となく体調が悪かったり、疲れが抜けないという方がいましたら

「自分、気づいたらいつもこれを買って食べている」というものを再確認してみてください。

意外とそれが「砂糖」がたくさん含まれているものだったり、「味の濃い〜」ものだったりっていうことであれば、栄養バランス改善の伸びしろがある可能性大です。

「詳しく聞いてみたい」という方は、ぜひお気軽にモンレーブの初回体験レッスンをご利用ください(^^)

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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