フルーツや果糖は、実際のところダイエットにどうなの?

こんにちは。MONREVEパーソナルトレーナーの樋口です。

今回はダイエットとフルーツ、果糖についてです。

果糖といえば、フルーツや甘いジュースによく含まれています。

「果糖をとると中性脂肪になりやすい」と、フルーツはダイエットにおいて敬遠されがちです。

しかし、逆に美容系インフルエンサーの田中みな実さんなど、フルーツをたらふく食べている方で綺麗なスタイルを維持している方もたくさんいらっしゃいます。

フルーツってなんだか、太りやすいと言われたりヘルシーと言われたりして、結局良いのか悪いのか分からないと感じている方も多いかと思います。

実際のところ、果糖は身体にどのような影響を与えるのでしょうか?

フルーツはダイエットに良いのか?

結論としては、「適量のフルーツはOK」「大量のフルーツや甘いジュースはNG」と考えられます。

今までは、フルーツであっても、ジュースに含まれる精製糖(果糖ブドウ糖液糖)であっても、代謝された果糖は、そのまま素早く肝臓に吸収されてしまい、中性脂肪に変わりやすいと考えられていました。

しかし、この考えは少し変わってきていて、フルーツに含まれる程度の少量の果糖であれば、小腸に存在するケトヘキソキナーゼによって、ブドウ糖に代謝されてから肝臓に行ったり、血糖になったりしているというのが、現在の見解です。

そうすると、ブドウ糖として肝臓にいくため、筋肉のグリコーゲンにもなるし、肝臓のグリコーゲンにもなることができます。

確かに、果糖がそのまま肝臓にいってしまうと、従来言われていたような中性脂肪になりやすいという悪さをしてしまうのは確かですが、少量のフルーツに含まれる程度ならそのような心配はあまりない、ということです。

農林水産省のホームページでは、毎日くだもの200g運動というものが紹介されており、このボリュームでしたらダイエット中の方が毎日食べても問題ありません。

参考:毎日くだもの200グラム!:農林水産省 (maff.go.jp)



フルーツ好きには結構嬉しいニュースなのではないでしょうか?

もちろん、ジュースなどに含まれるような大量の果糖では、ケトヘキソキナーゼがブドウ糖に変換できるキャパシティを超えてくるため、量はある程度控えるのをお勧めします。

さらにフルーツには、色素やアク、渋み、苦味の成分である「ポリフェノール」が含まれているので、様々な健康効果も期待できます。

ブルーベリーなら、アントシアニン・・・
柑橘類なら、ヘスペリジン・・・

など。

数千といわれる種類があるそうです。

砂糖やジュースで大量の果糖を摂るだけになるよりは、フルーツの自然な甘さで欲を満たしつつ、健康効果が期待できるポリフェノールも摂るという方が、身体にとって良いということは間違いなさそうです(^^)

今回は以上となります。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

<参考>

AZCARE 栄養コンサルティング Lesson09-Chapter05

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