こんにちは!MONREVEパーソナルトレーナーの樋口です。
書店の中を歩いていると、「人は〇〇が9割」という、いわゆる9割シリーズの本がたくさん並んでいます。
人は見た目が9割とか、男はお金が9割とか、こういう9割シリーズは全部で157冊もあるそうです笑
それにあやかって、SNSなどでもダイエットは食事が9割で運動1割と言われたり、いやいや違うよ、と言われたり。
そこで今回は、「ダイエットは食事9割、運動1割って本当??」かどうかについて、いち個人的な意見も含めて考えてみたいと思います。
まず、「ダイエットというものの定義をどこに置くかにもよる」というのが前提としますが、いわゆる「体重を減らす」ということ定義とするなら、食事9割といっても良いかもしれません。
しかし、体重にフォーカスしすぎず、「しっかり体型を変えていく」ということに重きを置くのなら、私は運動の割合が増えてくると思います。
運動が9割とまでは言いませんが、食事よりも割合を高くしても良いと思うくらいです。
運動の割合を高めるというのは、単純に運動量を増やすということでなく、改善したい部分に対しての運動の質を高めるということです。
食事が9割で体型が変わる可能性が高いのは、どちらかというともともと肥満体型よりの方々です。
肥満体型の方はそもそも体脂肪が多いため、食生活の改善による体組成の改善で見た目が変わりやすいでしょう。
一方で、体重は標準か、少し重いくらいだけど、体重以上に身体のラインが太く見えて困っているという方が、普段お客様を見させていただいていると多い印象です。
「BMIは21で標準体重なんだけど、太く見える」というように感じている方はいらっしゃいますでしょうか?
もちろん、自分に対するボディイメージの歪みがある可能性も否めませんが、日頃のライフスタイルなどが乱れている場合、体重はそれほど変わらずとも、見た目が引き締まって見えるようになる可能性はあるかと考えられます。
例えば、「大転子が出っ張っていて脚の外側が太く見える」という女性の方は非常に多いですが、これは体重を落としたら治るのでしょうか?
おそらく、難しいと思います。
大転子とは、大腿骨という脚の骨の一部分のことですが、太ももの付け根あたりにあります。
骨盤の下あたり、太ももの外側を押したときに触れる骨です。
ここが出っ張ってしまっているのが原因で太く見える場合、体重を落とすというアプローチではなく、その出っ張りを正常に戻すための股関節の機能を取り戻すことが必要です。
その機能を取り戻して、定着してくれば、脚の外側が太く見えるという現象は軽減するでしょう。
これは一例ですが、体重ではなく体型の見た目の部分で悩まれている場合、「身体の機能」が破綻していることが要因であることが多いというのが、本記事で伝えたいことです。
これらのことから、体重だけではなく、身体の機能を安定させて、スタイルが良く見える体型に変えたい場合は、個人的には食事9割ではないと考えている、というのが結論です!
もし本記事の内容にご興味がありましたら、お気軽に体験レッスンにてお悩みをお聞かせください♩
体験のご予約はこちらから!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。